ABOUT

"FATRAS"(ファトラ)は、フランス語で“ 雑然とした集積・堆積” を意味します。そのコレクションはマーカサイトという小さなカットストーンをちりばめたbijoux de curiosités(ビジュゥ ド キュリオジテ)=好奇心のジュエリー。
インスピレーションソースであるCabinet de curiosités(キャビネ ド キュリオジテ)は15世紀から18世紀にかけてヨーロッパの王侯貴族や学者、文人の間で作られていた様々な珍品を集めた博物陳列室の事。科学・分類学の未発達な時代に(しばしば架空の)動植物の標本やミイラ、アンティークの絵画まで、自然物も人工物も珍しいものなら分野を隔てず集められたその部屋は、人類の知的好奇心の集大成でありました。
私達は、その人がその人たらんとするスタイル=CHIC(シック)であるという考えの元に、それぞれのパーソナリティの持つ知的好奇心が、その人自身の知性を形づくり、それがスタイルを生む、と考えました。
それは、その人自身の日々の積み重ねがつくりあげる美しさであり、経験や人生といった個々の歴史によって深みを増していく面白さでもあります。
ファトラのコレクションのそれぞれのモチーフには、ひねりやユーモアを加えた意味や格言、イメージが添えられており、手に取った方の記憶や想いとリンクしてモチーフとその人自身の間に小さな秘密を生み出します。